肢体不自由児・重症心身障害児
障害が重い子や発達が初期段階の子のなかには、大人からの質問に反応しない子がいます。なぜ、そのような行動をとるのか?そういう子への支援はあるのか?ここでは、障害児への支援で気を付けたい点として「質問に応える・答える」ということをおはなししま…
障害児への支援を行っていると「上手くいかないな」と感じることがあると思います。原因って何だと思いますか?意外と支援者側に上手くいかない要因があるのです。だからこそ支援者は自分のやり方を疑ってみようというはなしです。
障害が重い子と接するとき、どのようなことに気をつけていますか?喋れる子にも喋れない子にも使えるコツを説明します。「なんとか療法」というのも大切かもしれません。それ以上に大人の心持ちのほうがもっと大切なのです。
障害児が通う施設では食事支援を行う子があります。特に肢体不自由児や重症心身障碍児の子たちの施設では食事介助が大きな比重をしめます。しかし、これらの施設。なかなか食事介助の失敗が表に出てこない。事故が起こる前に、実際の失敗談から安全な支援を…
障害を持った子同士で遊ぶとき、遊びの選び方に迷ったことはありませんか?理解度や運動能力が違うと誰にあわせればよいのか分からない。ここでは、そんな「障害の重さの違い」があることたちが一緒に遊ぶためのポイントを説明します。
ことばに遅れがある子や障害がある子に対して、どのように接すればよいのか迷うことはありませんか?そんなときピッタリのアプローチの仕方があります。その代表的なやり方として、ここではインリアルを紹介します。
感覚遊びをご存知ですか?障害がある子にもない子にも使うことのできる遊びです。様々な種類があるので施設の活動だけでなくご家庭で行うこともできます。この感覚遊びにはそれぞれに目的(ねらい)があります。それを意識することで遊びの質がグッと上がる…
障害児と関わるときに陥りやすいことがあります。その中のひとつ「赤ちゃん」扱いしてしまうこと。頭ではわかっていても赤ちゃんことばで声かけをしていたり・・・。では実際の年齢と発達年齢に大きな差がある子へどのような接し方をするのがよいのでしょう…
肢体不自由児のなかには自分の考えや気持ちを表に出せない子がいます。シャイだからではなくて発達的にまだ初期段階だからです。言い換えれば障害が重い子が多いということ。そんな子たちが相手の質問にYes/Noで返せるようになるためにはどうすればよいので…
心身に何らかの障害があると、発達の途中でつまずいたり、スピードがゆっくりになったりすることがあります。発達が初期段階の子どもをどのように評価し、支援につなげていけばよいのか?そんなポイント&ヒントを説明します。
肢体不自由の子への水分摂取。口から飲む(経口摂取)子に介助するときにもポイントがあります。上下の唇をどこに置くか?です。子どもの「飲みにくさ」「食べづらさ」はやり方次第で軽くなることがあります。
特別支援学校では子どもの「食べる力」あわせた給食の食形態を用意しています。この「食形態」は全国どの特別支援学校も同じなのでしょうか?この基準を探っていきます。
肢体不自由の子のなかには、なんだか最近調子がよくない、という子がいます。もちろん、疾患や障害が原因のことはあります。しかし、栄養の過不足が原因となっているケースがあります。今回は、そういった原因を栄養の面から考える視点を持つというはなしで…
最近、よく耳にする「医療的ケア児」。「障害児」となにが違うのでしょうか?医療的な治療(ケア)が必要なことは、なんとなく分かるけど・・・。ここでは「医療的ケア児」について考えつつ、「障害児」の違いをまとめていきます。
NICU、GCU。違いは?特別支援学校や放課後等デイサービスに通っている子のなかにも、周産期に病院で治療を受けていた子がいます。そこでよく使われることばです。その他にも、ICU、PICUとは何なのでしょうか?
障害児と関わっていると、様々な障害や疾患の子たちと会うと思います。例えば、進行性の疾患。特に筋力が低下してくるものの場合、他の障害の子たちと同じ保育目標にしてしまうとうまくいかないことが多いです。障害の質が違うからです。今回は、筋ジストロ…
医療行為のはなし。障害児が通う施設では看護師が医療的な行為を担当します。では、どこまでの範囲を看護師にお願いできるのか?保育スタッフはなにをやってよいのか?というはなしです。
肢体不自由の子と関わるときに、避けては通ることができない緊張・筋緊張の問題。私たちは、そんな子たちに何をしてあげられるでしょうか?
麻痺と聞くと脳卒中を思い浮かべると思います。事故や病変以外にも、先天的なものや脳性麻痺のような出生時にできる麻痺もあります。今回は特に子どもの麻痺についてです。
兄弟に障害を持った子がいるからに起こる問題というものがあります。自分のことを見てもらいたい、他人に話してよいのか?自分の中でどんな位置づけにすればよいのか?誰が面倒を見るのか?など。そんな問題についてのはなしです。
吸引・排痰の超基礎知識。排痰ってなに?用語がややこしいんですけど・・・今回は、排痰(はいたん)についてです。吸引、吸入、スクイージング、ドレナージ・・・排痰の用語はたくさんあります。これらの用語は覚えなくてよいです。今回は排痰のイメージを…
「重症心身障害(じゅうしょうしんしんしょうがい)」と「重複障害(ちょうふくしょうがい)」と「重度・重複障害(じゅうど・ちょうふくしょうがい)」これらの違いについてのはなしです。
障害を持った子と関わるとき、どんな玩具を使っていますか?障害のあるなしに関わらず「今持っている力」に合わせた玩具選びが大切です。障害児と玩具について選び方のポイントを言語聴覚士が説明します。
肢体不自由児が持ちやすい「不安」があります。車椅子に乗っているからこそ感じやすいものです。支援者はこれを念頭に置いて活動を組み立てることで、子どもの不安を軽減することができるのです。ここでは不安の種類や例を紹介します。
肢体不自由の子の“姿勢”について 身体の自由がきかない子と一緒に遊ぶときに、どういう姿勢にしてあげればよいのか迷うことがあると思います。一度、姿勢の名前と特徴を整理していきます。 肢体不自由の子の“姿勢”について Ⅰ 姿勢の種類 1)座った姿勢 2)…