言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?

放課後等デイサービスで言語聴覚士(ST)としてできること、役割を探っていくブログです

2019-02-16から1日間の記事一覧

障害児保育の良いはなし。保育中に支援者は何を考えているのか?

とある保育スタッフの「大切にしていること」 私は、普段から、保育職と一緒に活動をしています。 話しをする機会も多いです。今回はその中で、心に残った話しです。 ① 楽しく過ごしてほしい 先日、保育スタッフと「保育で大切にしていること」について話し…

放課後等デイサービスでの「食事作り」でSTが求められるものは?

資格を取ってからの方が覚えることが多い? 小児通所施設では、意外と摂食嚥下の相談が多いです。 しかし、STが養成校で習うのは9割方「成人の摂食嚥下」についてです。 国家資格を取ってから、さらにセミナーに参加したり、自分で勉強していかないと何もで…

子どもはどうやって外界を捉えているのか?感覚と運動の高次化理論を使ってみよう

私たちは当たり前のように周囲から情報を得ています。しかし、障害を持っている子のなかには、ことばを理解していない子や世界のルールに気づいていない子がたくさんいます。この子たちはどのように周囲の世界を捉えているのでしょうか?

障害が重い子は物事をどうように捉えている?「感覚」と「認知」という視点を持とう!

発達が初期段階の子を理解しようとするとき、その子の様子をどのように捉えたらよいのか迷ってしまうことがあります。支援者から玩具を渡しても、声かけをしても反応がない。でも、なんだかわかっていることもありそうな気がする・・・。何なんだろう?今回…

障害児を理解するために『感覚と運動の高次化理論』を使ってみよう!

障害を持っている子のなかには、発達のどこかの段階でつまずいているけーすがあります。この発達の凸凹を捉える方法は検査や理論などたくさんあります。今回は感覚と運動の高次化理論を使って子どもを理解していきます。

「気持ち」も発達ってあるの?「情緒」と「情動」の育ちを促そう

障害児の「気持ち」の発達を把握していますか?いまどのような段階にいるのか?を知ることで子どものことをよく理解できるようになります。また、よりより支援へとつなげることができます。ここでは子どもの「気持ち」すなわち「情動」「情緒」の発達の説明…

発達が初期段階の子はどのように世界を捉えているのか?

発達が初期段階の子は「自分」以外の存在に気づいていないことがあります。そのため、周囲からの声かけなどに反応しない、というようなことが起こります。障害が重い子の中には、発達が初期で止まっている子もたくさんいます。自分以外(自分の外の世界)に…

障害児への評価。高過ぎてもダメ、低すぎてもダメ。何を基準に判断する?

高過ぎる評価と低すぎる評価。「できる」「できない」に騙されない 今回は、障害を持つ子を評価するときに、 ・高すぎる評価をしていないか? ・逆に低すぎないか? というはなしです。 支援を行うとき何を基準にすればいのでしょうか? 高過ぎる評価と低す…

「障害児を育てる」ということば(用語)を整理してみた

障害児を「育てる」「助ける」という意味の用語はたくさんあります。ここでは、それらの単語の違いを整理し解説していきます。「保育」や「教育」「療育」は何が違うのか?「支援」と「援助」は同じ?違う?など説明していきます。

障害が重い子への支援はどうすればよい?重いってどんな状態なの?

「障害が重い」よく聞くことばだけど・・・何が重いの?どんな状態なの?今回は、この曖昧なことばを整理していきます。障害が重いって何だろう?というはなしです。