教えて!AIさん!放課後等デイサービス&言語聴覚士のこと
最近、何かと話題のAI(エーアイ)。人間の仕事を何でもやってくれるとのこと。文章やイラストだって描くことができます。ブログの世界でもAIに書いてもらっている人が増えてきました。
今回、このブログのテーマである「放課後等デイサービス」と「言語聴覚士」についてAIに聞いてみました。使わせてもらったのは「ChatGPT」と「Copilot」。どのような答えを聞かせてくれるのでしょうか?
使用した2つのAI
今回の質問では2種類のAIを使いました。
・「ChatGPT(チャット・ジー・ピー・ティー)」
・「Copilot(コパイロット)」
どちらも有名な技術です。
ChatGPT
言わずと知れた「ChatGPT(チャット ジーピーティー)」
Copilot
Microsoft の「Copilot (コパイロット)」
教えて!AI!
今回は「ChatGPT」と「Copilot」に同じ質問をしてみました。その内容とは・・・放課後等デイサービスにおける言語聴覚士の役割です。
このブログの根本となっている質問です。この答えを探しながら何年もブログを書いている わたしがこんな簡単に答えを教えてもらってもよいのでしょうか・・・。
ChatGPT
放課後等デイサービスで言語聴覚士が必要とされることや活躍できることはいくつかありますよ。言語聴覚士は、主に言語やコミュニケーションに関する問題を持つ子どもたちを支援する専門家です。
① 言語の発達支援
言語聴覚士は、言語の発達に遅れがある子どもたちや、言葉の理解や表現に困難を抱える子どもたちをサポートします。例えば、言葉が上手く話せない子どもがいたら、その子の言葉の発達を助けるための指導や練習を行います。
② コミュニケーション能力の向上
言語聴覚士は、コミュニケーション能力を高めるためのプログラムを提供します。例えば、友達との会話がうまくいかない子どもや、他の子どもたちと上手くコミュニケーションを取れない子どもたちを支援します。
③ 発声や音声の改善
言語聴覚士は、発音や声の出し方に問題がある子どもたちを診断し、それを改善するためのトレーニングを行います。例えば、はっきりとした発音ができない子どもがいたら、その子に発音の練習を教えます。
④ 学習の支援
言語聴覚士は、学習におけるコミュニケーションの困難さや言語障害が原因で学習に支障をきたしている子どもたちを支援します。例えば、読み書きや計算が苦手な子どもがいたら、その子に適した学習方法や支援を提案します。
言語聴覚士は、子どもたちのコミュニケーション能力や学習を支える大切な存在です。放課後等デイサービスでは、これらの子どもたちがより良く学び、社会とのつながりを築くために必要不可欠な役割を果たしています。
Copilot
放課後等デイサービスでの言語聴覚士の役割は、言語や聴覚に関連する発達のサポートを行うことです。具体的には、以下のような活動を行います
① コミュニケーション支援
言語障害を持つ児童に対して、遊びを通じた訓練を提供します。発話や発音の改善、コミュニケーションスキルの向上をサポートします。
② 摂食・嚥下のサポート
食事に問題を抱える児童に対して、専門的なサポートを提供します。嚥下の改善や食事の安全性を確保するための指導を行います。
③ 個別支援計画の立案と実施
児童の発達目標を設定し、適切な支援を提供します。他の専門職と協力して、子どもたちの成長をサポートします。
④ 家族への対応とケア
児童の家族と連携し、適切な情報提供やサポートを行います。言語聴覚士は、放課後等デイサービスで子どもたちの成長を支える重要な役割を果たしています。
感想(放デイでのSTの役割は何?)
今回の「放課後等デイサービスでの言語聴覚士の役割は何か?」という質問に対して、AIは「言語聴覚士とは何か?」を説明しただけで満足しているように思えました。「放課後等デイサービスで、何ができるか?」を教えてもらいたかったのに。質問の仕方も悪かったのかもしれません。
AIはネット上にある情報を集めて、聞かれた答えを作っていきます。ちなみに、今回の質問をしたとき、Copilot は、このブログの記事を参考にしていました。質問しているのは、このブログを書いた わたしなのですが・・・。
放デイの課題も聞いてみた
ついでに、放課後等デイサービスが抱えている課題と今後について「ChatGPT」と「Copilot」に質問をしてみました。
Copilot
Copilotは2024年の法改正によって変化するであろうことにポイントを絞ってきました。
≪今後≫
① 預かりや学習支援のみの施設は公費の対象外:
これまで預かりのみを提供していた放課後等デイサービスは、公費の対象外となります。より専門性を持った施設と、総合的な支援を行う施設に分類されます。
② 2類型化:
放課後等デイサービスは「総合支援型」と「特定プログラム特化型」に分けられます。総合支援型は基本活動を組み合わせてプログラムを作成し、特定プログラム特化型はより専門性の高い支援を提供する予定です。
≪課題≫
放課後等デイサービスの需要は増加していますが、競争も激しくなっています。生き残るためには適切なプログラムの構築と差別化が必要です。放課後等デイサービスは、子どもたちの成長をサポートする重要な役割を果たす施設として、今後も注目されていくことでしょう。
≪大きな問題点≫
① 利益優先の運営
放課後等デイサービスの報酬単価が倍になったことで、利益を優先した施設運営が増加しています。
一部の施設は療育目的からかけ離れた指導を行っていることもあります。
② 報酬改定による経営悪化
基本報酬の改定により、経営が悪化した施設が増加しています。給与カットや人員削減を行う施設もあり、職員の確保が難しい課題もあります。
③ 高校卒業後の取り組み
放課後等デイサービスは原則として高校卒業まで利用できますが、卒業後の障害児の生活についてはまだ課題が残っています。
④ 保護者にとっての利便性
施設の運営母体の経営が悪化すると、サービスの質が低下し、保護者の生活サイクルに影響を及ぼす可能性があります。放課後等デイサービスは子どもたちの成長をサポートする重要な役割を果たす一方で、これらの課題に取り組む必要があります。
ChatGPT
放課後等デイサービスには以下のような問題点があります:
① 質のばらつき
提供されるサービスの質にばらつきがあり、一部の施設では質の高いプログラムや支援が行われている一方で、他の施設では質が低い場合があります。
② 人材不足
訓練を受けた専門的なスタッフの確保が難しいことがあります。特に言語聴覚士や特別支援教育に精通した専門家の不足が問題となる場合があります。
③ 経済的負担
放課後等デイサービスへの参加費用が高く、経済的に負担が大きいと感じる家庭もあります。また、公的な支援が限られている場合もあります。
④ ニーズの多様化への対応不足
発達障害や特別な学習ニーズを持つ子どもたちに対する適切な支援が不足していることがあります。個別のニーズに合わせたプログラムや支援体制の整備が課題です。
⑤ 施設の数の不足
特に地方や一部の地域では、放課後等デイサービスを利用できる施設の数が不足している場合があり、希望する子どもたちが全て利用できないことがあります。
⑥ 品質管理の課題
サービスの品質管理が不十分な場合があり、適切なプログラムの提供や安全管理が問題となることがあります。これらの問題点を解決するためには、施設やサービスの改善、適切な政策や資源の配分が必要です。
感想(放デイでのSTの役割は何?)
「質のバラつき」や「経済的負担」など、これまで「放課後連東京」などの障害児支援を行っている団体が放課後等デイサービスの集まりが国に訴えてきました。AI の回答にはそのときの内容が盛り込まれています。
制度上の「問題」や「課題」は答えてもらえました。しかし、実際に働いてみて気づくような回答は なかなか得られませんでした。AIが生成した記事に、実際経験した人が加筆することで文章に重みが出るのかなと感じました。まだまだ生身の人間の存在は欠かせません。
まとめとして
今回は、いま流行りの「AI」に放課後等デイサービスや言語聴覚士のことを質問してみました。
印象としては「正しいことを言っているけれど、当たり障りのないことを言うね」というもの。既存の情報を元に文章を作っているので仕方がないのでしょうけど。
AIが このブログ(言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?)を情報源にしていたものもあるので、ちょっとだけ嬉しかったです・・・。
これから福祉分野でもAI が活躍するでしょう。様々な職業がAI に取って代わられるといわれています。運良く?介助職やリハビリ職は生存できるようです。
ぜひ AI を使ってみてくださいね。良かったら参考にしてみてください。
参考
※記事中の色付きの枠内に描いてある文章はAIが生成したものです