学齢期の子への食事支援(摂食嚥下)
障害を持つ子どもへの支援の記事をまとめました。
についてです。 後半はこちらから。
食事介助
障害を持った子へ食事介助を行うとき、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか?
細かくカットすればOK?
三角食べを徹底させているからOK?
それでは安全とは言えません。
ここでは「食べるメカニズム」「介助方法」などの基本的な内容の記事を紹介します。
支援者・介助者にとって「知識をつける」ことは、より安全に食事を提供するということになるのです。
久しぶりの食事介助
しばらく食事介助から離れていた方へおくる、いまさら聞けない食事介助の記事です。
なんとなく食事介助をやっていませんか?
上司や先輩スタッフが「こうやればOK」というのは100%安全と言えるものでしょうか?
歯科医との連携(摂食指導)
重症心身障害児が通う施設には歯科医が介入していることが多いと思います。
第3者、特に専門家にみてもらうことは大切です。
なぜなら「なんとなくやってきた介助方法」が定着してしまっている危険性があるからです。
一番の理想は歯科医にみてもらうことです。
しかし、すべての施設にそれができるとも限りません。
それ以外の施設はどうすればよいのでしょうか?
歯科医に子どもの食事の問題をみてもらえるの?
そんな、放課後等デイサービスと歯科医の連携の可能性のはなしです。
言語聴覚士(ST)が求められること
はじめての小児。そんな言語聴覚士(ST)も多いはずです。経験が浅いSTにとっては悩みの種です。実際に、放課後等デイサービスで言語聴覚士として働いている私が感じたことを書いています。少しでも、そんなSTの助けになればうれしいです。
食事支援の基礎
食事支援の知識
実際に食事介助に携わるようになると、いろんなことに気づきます。「?」も増えてきます。そんな「?」についてのはなしです。
食物の加工
出されたご飯やお弁当ではその子の「食べる力」に合っていないということがあります。
その際、介助者が加工をする必要が出てきます。ただ細かく切り刻めばよい、というわけにはいきません。
将来を見据えた支援が大切なのです。では、どんなことに気をつければよいのでしょうか?
その他
現場でよく質問される内容をまとめました。
ひとりで考えてもよい答えは出ないことがあります。ときには専門的な知識を持った人を頼ることも大切です。
まとめとして
障害児保育の分野、特に放課後等デイサービスでは抜け落ちがちな「食事支援」。
食べるメカニズムや食物の加工、支援の方法を知っておくことが、安全な食事の支援につながるのです。
食物の加工は、放課後等デイサービスで食事の提供を行うのであれば、学校給食を基準に考えるのがよいと思います。
無理はいけません!
「食事は楽しく」が基本ですが、その大前提に「安全」があるのを忘れてはいけません。