言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?

放課後等デイサービスで言語聴覚士(ST)としてできることを模索しています

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言語聴覚士は一人ですべてできる職種ではありません

一人じゃ何もできない言語聴覚士(ST)

言語聴覚士(ST)は、個別訓練や検査、評価など、単独で動く(仕事をする)イメージが強いです。病院では、一人の患者(児)に対して、複数の職種が関わります。そのため、STもチームで動くことは理解しやすいかと思います。それは、福祉分野でも同じことが言えます。 

STの力にも限界があります。そのため、他職種の力を借りる場面がたくさんあります。 では、なぜ“チーム”で働くことが必要なのでしょうか?

 

いろんな視点のひとつとして

STの分野は「ことば」「きこえ」「飲み込み」が中心です。しかし、それら3つの分野でも、STだけて完結しきれないことがあります。

例えば「ことば」などの発達を支援する場合。

赤ちゃんは、臥位(寝た姿勢)→坐位(座った姿勢)→立位(立った姿勢)という流れで発達が進んで行きます。姿勢が変われば視界も変わります。臥位では見えなかったものも、坐位なら見えることがあります。肢体不自由があると、坐位を取ることが出来ない子もたくさんいます。そのために、姿勢を作って、様々なものが見られるようにすることが求められます。視界が変われば興味も拡がります。外に意識を向ける、ということは、「ことば」や「対人・コミュニケーション」の育ちのための第一歩となります。 しかし、STは、姿勢について詳しくありません。そのとき、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)の力を借りるのです。もちろん、普段から子どもの気持ちに寄り添っている「遊び」の専門家である保育職に力を借りる場面もたくさんあります

 

プライドが邪魔になる場面も多い

自分の職種にプライドを持つことは大切です。しかし、他の職種に優劣をつけてしまうのは考えものです。各職種には、それそれ独自の視点があります。ときには、意見の対立もあります。それぞれの立場の人が、ひとつの目標に向かって自分のできることをやっていくことが“チーム”アプローチなのではないでしょうか。

 

一人で頑張ろうとしない

どうやっても、STの力だけでは、どうにもならないことがあります。

・食事介助・・正しい介助や訓練を行っても、うまく食べさせてあげられない

・ことば・・・発語がない、全ての子を話せるように出来るわけではない

・遊び・・・・いろいろな働きかけを行っているが、なかなか遊びが拡がらない

 

などなど。数えれば切りがありません。特に、新卒のSTは、希望に満ち溢れていて「これから頑張ろう」と思っていることが多いです。これは、悪いことではなく、むしろ、今後、STとして働いていく上で、忘れてはいけないことです。

 

限界を感じたら、どうすればよいのか?

 

他の職種の力を借りればよいのです

当たり前のことですが、STのプライドが邪魔をして、もしくは、悪いなと思って、助けを求められないこともあるかもしれません。しかし、他の職種の人たちはSTが考えもしなかった視点で子どもを捉えていることも多いのです。

 一人で「どうにかしなくちゃ」と、抱え込むのではなく、他の職種を巻き込んでみる。その際、「私は、〇〇だと思っているのですが」と、自分の考えを添えることも忘れずに。

 

 

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