言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?

放課後等デイサービスで言語聴覚士(ST)としてできることを模索しています

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目の前に見えるものだけ支援をするのではない

何に向けた支援なのか?

肢体不自由の子が歩けるようになるケースがあります。

歩けそうな子に対して、真っ先に「独歩」を保育の支援目標することがあります。

 

この「歩ける」というのは難しい問題だと思います。自分で歩けようになるということは、今まで座位中心だったのが、立つ姿勢でいることが増えるということ。視界が変わります。今までと見えるもの、見え方が変わるので、興味関心が増えていきます。外界に興味を持つということは、今後の育ちに大きく影響してきます。

 

しかし、知的に発達初期の子だった場合、水面下に様々な問題が潜んでいます。

 

危険予測は出来ているのか? 歩く先に「目的」はあるのか?

 

 などなど。身体発達と認知発達、どちらか片一方だけをみていては、支援がいびつなものになってきます。

 

歩かせるためのリハビリだけで支援が終わっていないか?

私たちが立てる「支援目標」は目先のものだけを見てはいけません。

その先に何があるのか

それを見据えて責任をもって支援を行っていきたいです。

 

 2017年12月5日投稿    以下追記

 

障害が重いって?

放課後等デイサービスには、様々な障害や疾患を持った子が通っています。障害の度合いも様々です。よく「この子は、障害が重い」という会話をすると思います。この「障害が重い・軽い」とは何を指すのでしょうか?

一般的に、

重い自閉症   →自閉症の症状や特性が強い子

重い知的障害  →知的な年齢や発達が低い子

重い肢体不自由児→身体的な制限が強い、医療的なケアが日常的に必要な子

と、使い分けていることが多いです。

 

 

親御さんの感じてる重い

スタッフが「(他の子と比べて)この子は割りと軽度だな」と感じていても、親御さんは「うちの子は、障害が重い」というケースがあります。

逆に、スタッフが「(他の子と比べて)重いな」と「うちの子は、軽度」と言い切っているケースがあります。

自分の考えが正しいと感じている場合でも、親御さんの前で、はっきり言うことはありません。トラブルの元です。食事の形態や医療的ケアなど、どうしても伝えたいのであれば、小出しに、相手を見て、丁寧に説明をするほうがいいです。

 

 

見た目に騙されないために

パッと見ただけで障害の重い・軽いを決めつけてしまう人は、結構います。 こんな評価をしていませんか?

・タイミングよく「はい」と言うすごく理解出来ている子

・食事は丸飲みだが量を摂ることが出来る食事は問題ない子

・洋服の着替えや食事を一人で出来る わりと知的に高い子だ

 

障害を持った子の全員が、ALSのような、閉じ込め症候群のような、分かっているけれど、上手く外に出せないだけではありません。また、日常的に繰り返される動作は、わりと身につきやすのです。そういう「見た目に騙されない評価と支援」をするのが、保育職を含めた、私たちスタッフの仕事です。

 

 

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