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「行為」「行動」「動作」の違いとは?動きに関することばの説明

「行為」「行動」「動作」はどう違うのか?

  

最終更新:2021.01.02

 

何となくは分かる。でもしっかりとは分からない。そんなことばがあるはずです。

今回は「動く」ときに使われるもの。

・行為
・行動
・動作

の違いが分かりますか?

  

 

 

 

3つの違い

 

・行為
動きが集まって意味をなすもの。意識的に行う

・行動
⇒ 目的をもって身体を動かすこと。意識的、無意識的、どちらの場合もある

・動作
⇒  生き物の動くこと。その動き1つ1つのこと

  

 

意味の違いは様々な観点があります。大きく分けて3つ。

意識的に行われているか?

行うのは生物か機械か?

どんな動きを指すのか?

  

 詳しく説明していきます。

 

 

行為(こうい)

・人や動物などが意識的に行うもの。

・動きがあつまったもの

 

ex. 「カレーを作る」という行為

これらの行動がそろって「カレーを作る」という意味になる。

 

使い方の例:
「慈善行為」「売名行為」のような行動よりも広い意味で使われることも多いです。

 

 

行動(こうどう)

・一般的に生きものの実際に身体を動かすこと。活動やふるまい。

・意識的、無意識的にかかわらず行われること。何らかの目的がある。条件反射も含まれる。

 

使い方の例:
はやく行動に移しなさい
⇒ 考えてばかりいないで実際に動いてみなさい

 

 

動作(どうさ)

一般的に生き物が動くこと。身体の動きそのものを指すことがおおい。機械が動くときにも使うことがある。

ex.
腕を曲げる、スイッチを押す、座るなど

 

3つの違いをまとめます

 

意味の違いは大きく分けて3つ

① 意識的に行われているか?
② 行うのは生物か機械か?
③ どんな動きを指すのか?

行為

① 意識的に行われているか?
⇒ 意識的

② 行うのは生物か機械か?
⇒ (一般的には)生き物

③ どんな動きを指すのか?
⇒ いくつかの動作を組み合わせたもの

行動

① 意識的に行われているか?
⇒ 意識的

② 行うのは生物か機械か?
⇒ (一般的には)生き物

③ どんな動きを指すのか?
⇒ いくつかの動作を組み合わせたもの

動作

① 意識的に行われているか?
⇒ 意識的、無意識的ともにある

② 行うのは生物か機械か?
⇒ 生き物、機械ともに

③ どんな動きを指すのか?
⇒ 何かをするときの身体の動き

 

  

それ以外の似たことば

 

「動き」に関することばは、それ以外にもあります。

 

 

作動

ある動作によって機械が動くこと。一般的には機械に対して使う

 

使い方:
車のモーターが作動した

 

 

身振り

動作のひとつ。身体の動きで自分の意図を相手に伝えること。ことばを同時に使うこともある。ジェスチャー。

ちなみに「手話」は身振りではなく言語のひとつとして捉えられています。

 

 

まとめ 

 

今回は動くときに使われることばの違いについて紹介しました。

「行為」「行動」「動作」の違いが何となく分かったはずです。もしも忘れたらまた見てください。