言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?

放課後等デイサービスで言語聴覚士(ST)としてできることを模索しています

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子どものための個別支援会議のポイント【放課後等デイサービス】

誰のための支援なのか
小児の施設では、普段から子どもと関わるスタッフを中心に、子どもの支援の方向性を決めるための話し合いがあります。この話し合い。有意義にできていますか?
 
なかなか話し合いが進まず、ヤキモキしてしまうことも多々あります。自分の意見を他のスタッフに否定されてしまい、落ち込むこともあると思います。忙しい中、行う会議です。誰もが、身のあるものにしたいと思っているはずです。
この会議のポイントは「その子が将来的に、どうなって欲しいのか」を思い描き、共通認識としていくことです。自分の考えている支援を一方的に言う場ではありません。
 
 
個別支援会議の問題点
子どもに関わる施設では、数ヶ月~1年に一度、個別支援会議と称して、子どのも支援の方向性を決める会議を行っています。放課後等デイサービスでも同様です。「個別支援会議」「ケース会議」「支援会議」など、施設によって呼び方は様々です。そこでは、どのような話し合いがなされているのでしょうか?
 
①「ここが伸びているから、さらに伸ばしたい」
②「ここが苦手だから、克服していきたい」
③「問題点の改善」
 
個別支援会議では、上記のような点が話し合いの論点となっているのではないでしょうか? しかし、これらだけを話し合っても、意見の食い違いを起こしてしまい、話が進まなくなることがあります。では、どうすればよいのでしょうか?
 
一番大切なポイントは、 将来的に、この子がどうなって欲しいか? ということだと思います。発達の予測を立てて、それに向けて支援を行う。この“予測”が長期目標・短期目標となるのです。目標達成のために、現状を把握して、仮設を立てて、よりベターな支援・アプローチを考えていきます。
 
 
例えば、どうすればいい?
例えば、発達初期の子で、周囲に全く関心を示さない子がいたとします。 この子に対して、「いろいろな遊びを経験する」「共感する」「子どもの動きなどに支援者がしっかり返す」などの、支援の方向性が提案されるかと思います。支援として、どれも良いことだと思います。しかし、その子の(とりあえずの)ゴール地点が見えていません。この「ゴール地点」が見えていないと、支援者それぞれが、「これが良いはず」という支援を行うことになってしまいます。その支援もバラバラです。そこで、(とりあえずの)ゴール地点を「他者に意識を向ける」「玩具などの物と関わる」とすることで、ある程度、支援に統一性が出てきます。
 
 
複数の支援者で話し合うメリットを活用して
「(とりあえずの)ゴール地点」=「どうなって欲しいか」を決める際、支援者によっても考え方にバラつきはあるはずです。それを擦り合わせていくのが、個別支援会議なのです。子どものための話し合いです。自分の意見を押し通すことが目的ではありません。支援者も意識していないと忘れがちなので気をつけたいです。
 
 
 
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