言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?

放課後等デイサービスで言語聴覚士(ST)としてできることを模索しています

スポンサーリンク

子どもを褒めていますか?

褒められていない子どもたち

障害を持った子の中には、認められたり、褒められたりする経験が、極端に少ない子がいます。「静かにして」 「やめて」 「ちゃんとして」 と何回も言われ続けている子がいます。

わざと大人が嫌がることをしているわけではなくても、褒められる経験は少なくなります。STをはじめとする専門職の支援や訓練でも、褒めるとこはあります。

他のアプローチに比べると、そこまで重きを置いていないことも多いです。褒められる経験は、自己肯定感の育ちにも、大いに貢献します。しかし、何でもかんでも褒めるのは、少し違う気がします。ここでの「褒められる」は「認められる」ということ。褒めるという行為は、支援者が意識していないと、なかなか出せないものです。

 

自尊心の低下

特に、グレーゾーンと呼ばれる子や、支援級に通っている子の場合、不登校などの「二次障害」として現れることもあります。特に、自分を他の子と比較できるくらいに、知的に保たれた子であれば、自己評価が低くなることがあります。

学習以外の面でも、自尊心の低下がみらるようになります。(『登校しぶりを示した軽度知的障害児における 自己の発達と他者の役割』心理科学第25巻第2号・2005・別府哲氏ら) 肢体不自由の子では、身体障害=自尊心の低下、とはなりません。しかし、社会からの評価によって自尊心が低下することがあります。(『肢体不自由者における障害受容と自尊感情および不安との関連について』心身障害学研究Bu1l,Spec.Educ.101985・松木ら)

 

ひとりの人間として認められる経験を

発達が初期の子の場合、褒めても反応が弱いことがあります。褒められたことに気づかない子もいます。子どもからの反応が薄いと、自然と褒めなくなっていきます。褒められたという経験は大切で、自己像が育っていない子にも、支援者からのプラスのイメージとして伝わります。そこから、関係性の育ちにつながることもあります。

 

子どもの良いところを見つける

「褒められる・認められる」という視点は、私たち専門職にとって、忘れがちなところです。どちらかといえば、保育の方が意識的に使っています。 次に、いつもの子どもたちに会ったら、目の前にいる子の良いところを見つけてみてください。そして、ぜひ、褒めて、認めてください。

 

あわせて読みたい

www.hana-mode.com