食べること(食事・摂食嚥下)の用語説明
分かりにくい専門用語を簡単に解説していきます。
咀嚼 / そしゃく
【名詞】
食べるために食べ物を噛み砕くこと。噛むこと。
摂食嚥下の分野でよく使われることばです。
ちなみに、専門家でも「咀しゃく」と書くことが多いです。難解漢字なので無理して書いたりしません。
食べ物を処理するためには「噛む」だけでなく舌を使って噛んだ食べ物をまとめる作業が必要となります。
「噛むこと」「食塊を作ること」の2つが必要なのです。
使い方
「咀嚼の動きが出ているね」
⇒ 意味:歯を使って噛み砕く動きが出ているね。すごいね。
使われる分野
摂食嚥下(せっしょく えんげ)、リハビリなどの分野で使われます。
使うことが多い職種は、歯科医師、栄養士、言語聴覚士などです。
関連する記事
咀嚼に関係する記事はこちらをごらんください。
◆軟らかい物ばかり食べていると咀嚼の力は落ちるのか?というはなしです。
◆噛まずに飲み込む場合のポイントはどのようなものがあるのでしょうか?
◆丸飲みの原因を説明します。
◆噛む力って大人と子どもでは違うのをご存知ですか?