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『感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開』待ちに待った新刊です!

本の紹介

 

感覚と運動の高次化理論の本を紹介します。

『感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開』待ちに待った新刊です!  

感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開

池畑美恵子 学苑社 2020年07月15日頃
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どんな本なの?

とうとう出ました。感覚と運動の高次化理論の新刊です。著者は淑徳大学の池畑先生です。池端先生は、毎年行われているこの理論のセミナーで、毎回、講師をしておられます。私も毎回参加しています。そこでのはなしも今回の本に盛り込まれています。

これまでの障害児の支援や研究は

・健常児の発達の流れに乗せる
・障害自体のせいにする
・親のしつけのせいにする

という子どもから目を逸らすという本末転倒な流れが少なからずありました。

感覚と運動の高次化理論でも、健常児の発達は視野に入れています。
しかし、それよりも目の前にいる子どもが、

どこでつまずいているのか?

どんな状態なのか?

という子どもの理解を重視しています。

 

 

おすすめする理由

淑徳大学と関わりのない私が、なぜ感覚と運動の高次化理論をお勧めするのか?

わたしは言語聴覚士(ST)の資格を取ってからすぐに小児の施設で働き始めました。しかし、一人職場でした。

何とかなるかな?と考えていましたが、何ともなりません。

養成校で学んだことだけではしっかりと子どもをみることができません。そこで毎日のように専門書を読み漁りました。そこで出会ったのが『感覚と運動の高次化理論』の本だったのです。 

この理論から、

・子どもを理解する姿勢
・子どもの見方
・発達の凸凹を捉えることの大切さ

を学びました。

宇佐川浩 著の『障害児の発達臨床』という本の1、2です。今でも読み返す大切な本です。

 

 

子どもを理解するために

この理論の特徴は下記の通りです。


① つまずきの意味を考える

・発達のどこにつまずいていて、つまずきを持ちながら育つとはどういうことなのか?

・そういう子たちにどんな支援ができるのか?


② 障害のカテゴリー分け

子どもを障害名ごとに分けて考えるのではなく、発達段階はどのくらいなのか?を重視する


③ 問題行動を捉え直す

問題行動を、発達のアンバランスさからくるものと位置づけて考えていきます。

 

 

本の内容は?


3部構成となっています。

第1部
⇒ 感覚と運動の高次化理論とはどんなものなのか?

第2部
⇒ 感覚と運動の高次化理論の特徴

第3部
⇒ どのようなアプローチがあって、どうやって展開させていくのか?

となっています。今回の本で『感覚と運動の高次化理論』が時代に合ったものにアップデートされています。

一人職場の新人療育家には、特におすすめです。

 

 

 

感覚と運動の高次化理論からみた発達支援の展開

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『感覚と運動の高次化』その他の本

宇佐川浩先生が書かれた著書には下記の本があります。

障害児の発達臨床(1)

宇佐川浩 学苑社 2007年06月
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障害児の発達臨床(2)

宇佐川浩 学苑社 2007年06月
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