言語聴覚士は放課後等デイサービスで何ができる?

放課後等デイサービスで言語聴覚士(ST)としてできること、役割を探っていくブログです

お弁当は手作りでないと愛がこもっていないのか?【障害児施設と弁当】

子どもと手作り弁当のはなし

幼稚園や学校で、給食がないところでは子どもたちはお弁当を持ってきます。

お弁当を作る側の保護者には様々な人がいます。

・料理が好きな人、得意な人
・料理は嫌いな人、苦手な人
・料理を作り時間がない人

みんなが同じではありません。

 

みんなで昼食を食べるのは楽しい時間です。

本来の目的は

・みんなで食べること
・マナーを学ぶこと

などが中心となるはずです。

しかし、なかには「手作り」を強要する施設もあります。

はたして「手作り」でしか「愛情」を表現できないのでしょうか?

 

そんなことあるはずがない。

冷凍食品であってもスーパーの総菜であっても、子どものために選んだもの。愛情はこもっているはずです。

おかしな風潮に負けないでください。

今回は、手作りだけが愛情弁当なのか?というはなしです。

おすすめの弁当&食品の紹介もします。

 

 

手作り弁当=愛情たっぷり という幻想

お弁当には2種類あります。

・手作りの弁当
・手作り以外の弁当

 

確かに、コンビニ弁当では添加物等が心配だという考える人もいます。

しかし、数回食べたくらいで健康に悪影響が起こるとは考えにくい。

(特定の疾患がある場合は除く)

 

冷凍食品だって同じです。

健康に気をつけてくれる食品もたくさん出ています。

いまは自然解凍できるタイプのものもあります。

保護者の弁当作りの労力を大幅に削減してくれる強い味方です!

 

世間で言われている「手作りでないとお弁当に愛情を込められない」というのは、おかしなはなしです。

 

 

障害を持つ子とお弁当

それでは、障害児の施設での「手作り」弁当について考えてみましょう。

 

幼稚園や学校以外でもお弁当が必要な施設はあります。

・児童発達支援
・放課後等デイサービス

障害を持つ子が通う施設です。

昼食時間をはさんで施設を利用する子たちは、みなお弁当を持って来てくれます。

 

 

誰が加工をするのか?

障害を持つ子のなかには、うまく食べることができない子がいます。

そういった子の場合、保護者が子どもの「食べる力」に合った食事形態に加工したお弁当を持ってきてくれることもあります。

毎日、食材を加工するのは手間がかかります。

しかし、必ずしも保護者が加工する必要もなく、施設側にお任せするという選択肢もあるはずです。

特に言語聴覚士(ST)栄養士がいる施設ならばある程度の加工はやってくれるはずです。

コンビニ弁当を持ってきたって問題はないのです!

(ステーキ弁当とかは困りますが・・・)

 

食事形態とは?

・硬さ

・大きさ

・舌触り

などのこと

 

 

「コンビニ」「冷食」以外の選択肢として

コンビニでも構わない、というはなしをしました。

最近では様々な方法でお弁当&おかずを買うことができます。コンビニ以外にも

・仕出し弁当やデリバリー
・チルドの弁当
・ネット通販

いろんな選択肢があります。

それらを「お弁当」として活用するのも手です。

ここでは、通販で買える冷凍のおかずを紹介します。

 

 

お惣菜 おかわり

 

無添加無着色なので、毎日お子さんが食べても安心です。

老若男女から愛される様々なメニューがあるのが魅力的。

お惣菜 おかわり

 

 

総菜レストラン わくわく

こちらはさらに若い人向けになっている印象。

肉系も入っているのが魅力的です。

惣菜レストランわくわく

 

 

大阪の味ゆうぜん 

お弁当用のパッケージがあります。

子どもが好きなメニューがたくさん。

大阪の味ゆうぜん 【製造直売】

 

 

ミールキット

ミールキットという方法もあります。

ミールキットとは、すでにカットされた食材がひとまとめにされているものです。

宅配OKのものもあります。

 

例)魔法のミールキット

家族4日分の食材を届けてくれます。

もちろん送料は無料です。

このミールキットは一家族分の食材が入っているということ。

1食分作って少し取り置きしておけば翌日のお弁当のおかずが用意できてしまいます。

子どもの偏食にも対応しています!

【公式】子どもと食べる魔法のミールキット

 

 

やわらか配達食

ムース食から後期食程度の硬さのお弁当を配達してくれます。

高齢者用とうたっている商品ですが、子どもの食べる力に合わせて選べば十分使えます。

味やメニューは子どもが好きなものを選んでいただきたいですが・・・。

 

やわらかダイニング

 

 

スーパーやネット通販のセールを活用しよう

お店によっては冷凍食品半額セールなどをやっているところもあります。

近所のお店の冷凍食品をストックしておくのも手です。

楽天やAmazonなど、普段使っているネット通販を利用するのも楽ちんです。

 

楽天市場

Amazon.co.jp

 

 

ハイカロリーのデザート

お弁当ではありませんが、オススメのデザートがあります。

少しの量で多くのカロリーを摂ることができるゼリーです。

食べることが苦手なお子さんの場合、食事に時間がかかってしまうことがあります。

そうすると十分に食べられない、なんてことも・・・。

おいしくカロリーを摂りたい子にオススメのゼリーです。

 


オススメはアンコ系です。

多くのメーカーからいろんなハイカロリーゼリーが出ています。

味も様々。その中でアンコ系を好むお子さんは経験上多いです!

 

下記は、このブログで高カロリー食を実際に食べてみた感想を書いた記事です。

よかったら参考にしてみてください。

 

 

 

まとめとして

今回は、手作りでなければお弁当に愛情はこもらないのか?というはなしをしました。

障害がある子もない子も手作りがベストではない

それだけは確実に言えます。

家の都合や考え方もあります。

 

学校や施設に手作りを強制(努力義務?)されて、「どうしよう・・・」と落ち込む必要なんてないのです。

冷凍食品やミールキットなどをうまくつかってストレスのないお弁当作りをしましょう!

「子どもの食べる力」と「お弁当の食形態」が明らかに合っていないのは止めてもらいたいですが・・・。

 

よかったら参考にしてみてくださいね。

 

www.hana-mode.com