障害児保育・療育
知的には重いはずだけれど日常生活動作が身についている子。けっこう、いますよね。これって、実は知的に高いってこと?どんな状態なの? 今回は、知的障害の発達段階の中から、その不思議な段階についてのはなしです。
病院や施設で発達検査や知能検査を受ける子はたくさんいます。1回目は医師や周囲の人たちから言われるままに検査を受けた。では、次回受けるにはどのくらい間を開ければよいのでしょうか?
発達障害と間違われやすいものがあります。知的障害、ギフテッド、HSP。これらのと発達障害の違いが分かりますか?今回は発達障害と似ているものに関する話しです。
感覚遊びって障害児だけのものなのでしょうか?いいえ、障害があってもなくてもたのしめるものです。大人も子どもも一緒に遊べます。しかも、発達をはぐくむ役割も持っています。今回は障害児分野からみた「感覚遊び」のはなしです
発達障害の認知度が高まってきました。「私は発達障害に違いない」と感じている人もいると思います。すぐに病院に診断を受けに行きますか?即行動に移さない人も多いはずです。では診断を受けるメリットとは何なのでしょうか?今回は発達障害と診断のはなし…
特別支援学校を卒業した後、子どもたちは何をしているか知っていますか?実はいろんな進路があります。今回は障害児と卒後についてのはなしです。
人工内耳と補聴器の違いについてです。一見同じように感じてしまいますが、本当は全く違うものです。これらを使っている子がいる施設のスタッフは知っておくとよい情報をまとめました。
早いうちから養育や支援を開始した方がよいといわれています。なぜかというと障害がある子の「発達」を促してあげられるからです。伸びるチャンスを潰さない。特に知的発達と食べる機能の発達は早くから支援ができるといいよね、というはなしです。
小学生の子から「障害ってなに?」と聞かれたらどう答えますか?障害児、障害者と聞くと「なんだかよく分からない」と感じてしまうかもしれません。では障害って何なのか?わかりやすくお話しします。
赤ちゃんは生まれてすぐに大人と同じようにものが見えるわけではありません。生活や遊びを通して物を見るのが上手になってくるのです。突然見えるようになるのではありません。それでは、目はどのような発達をたどるのでしょうか?
私たちの耳は生まれてすぐに聞こえるようになるのではありません。胎児の頃から少しずつ耳が使えるようになってきたのです。今回は、耳の発達について。聴覚と聴力の違いとは何なのでしょうか?
前言語期とは、ことばを使わずにコミュニケーションを行っている時期のことです。前言語期はどのように発達が進んでいくのかをまとめてみました。さらに意図伝達はどのような力から成り立っているかを説明します。
障害児施設で作成される個別支援計画。これは保育職中心のものです。専門職がこの計画書を活用するために、独自の個別支援計画書を作ってみました。各専門職の意見をひとつにまとめて保育職に伝えられるのはメリットです。
運動発達、特に粗大運動と微細運動の発達年齢を中心にまとめました。運動、手の動き、絵を描くこと、社会性など。文献によって発達の年齢は多少前後しますが目安として流れをおさえましょう。
私たちは無意識のうちに、自分と他者を意識し区別しています。なかには個の区別が難しい人がいます。障害がない人にもたくさんいます。今後、他者と関わるうえで、どのようにしていけばよいのでしょうか?発達が初期段階の障害児を例にはなしていきます。
摸倣で得られる力って何だろう? 摸倣とはマネをすることです。マネをする=遊び、ちょっと小馬鹿にする・・・あまり良い意味では使われません。しかし、人のマネをすることが発達の育ちにつながるとも言われています。 今回は、模倣を獲得する順番、種類、…
数を理解するためには数字を言えるだけではダメです。前提となる力がたくさんあります。それではいつころから獲得していくのでしょうか?また、足し算、引き算などの計算は?今回は、数の理解と、加減算の獲得までの流れについてです。
今回は、発達障害の「ADHD(注意欠如多動症)」と高次脳機能障害の「注意障害」についてです。どちらも注意機能に関するものですが、何が違うのでしょうか?また、同時に起こるものなのでしょうか?
障害児分野でよく使われる言葉があります。「健常児」「定型発達」。この2つは同じ意味なのでしょうか?また、現場では「しょうがい」の表記はどれが一般的なのでしょうか?「障害」?「障がい」?「しょうがい」?
【図解・障害児分野で使われる用語の整理】「ノーマライゼーション」「インテグレーション」「インクルージョン」。これらは、社会や教育が「障害児(者)」をどのように捉えるのか?を表すときに使うことばです。ここでは、これらの単語の違いについてはな…
ネット上で意味を取り違えてがちなことば 「障害児」と「知的障害」が同じだと思っている人は結構います。 「アスペルガー」と「知的障害」を同じものだと思っている人もいます。 どちらも同じものではありません。 それでは、何が違うのかを見ていきましょ…
「オノマトペカード」は、どんなものか?使い勝手は?実際に買って、使ってみました。ことばの育ちがゆっくりな子や障害を持っている子以外の子にも使うことができます。何を決め手にカードを選ぶか?
よく耳にする「二項関係」と「三項関係」。名前が似ていて分かりにくいですが、それぞれどのようなもので、何が違うのでしょうか?また、何歳に獲得されるものなのでしょうか?
ダウン症まとめ。障害児保育や療育の現場で、会う機会が多いダウン症の子たち。彼らはどのような特性を持っていて、どのような問題があるのでしょうか?また、食事にも問題があるのでしょうか?「食事(摂食嚥下)の問題・対応」「遊びのはなし」「耳(難聴…
障害児と関わっていると、様々な障害や疾患の子たちと会うと思います。例えば、進行性の疾患。特に筋力が低下してくるものの場合、他の障害の子たちと同じ保育目標にしてしまうとうまくいかないことが多いです。障害の質が違うからです。今回は、筋ジストロ…
復籍という制度を知っていますか?障害児が地域の学校で授業や活動などの交流をはかりに行くものです。地域によって支援籍と呼ぶところもあります。今回は復籍・支援籍について説明します。
障害児施設で働く人が知っておきたい「手帳」のはなしです。「愛の手帳(療育手帳)」と「障害者手帳」の違いは何か?メリットは?手帳に書かれている診断名って何なの?等、普段あまり気にしないことをまとめてみました。
障害児分野で働くと当たり前のように使われる「発達」ということば。なぜ「発達」の情報が必要とされるのでしょうか?障害がある子にとってもない子にとってもメリットがあるはずです。
障害を持つ子のなかには「聞こえているけれど、理解できない」子がいます。聞こえているのか、いないのか?判断に迷います。「音が聞こえる」と「音の意味が分かる」は違うのです。今回は、聞く力(聴覚)の発達段階と発達障害や発達が初期段階の子の「聞こ…
自己肯定感、大人と子どもに違いはあるのか? 障害児保育では、普段から「あの子は自己肯定感が低い」という話しになることがあります。 実際に障害を持つ子は自己肯定感が低いことが多いです。 しかし、この「自己肯定感」。 概念も人によってバラバラです…