摂食嚥下
「給食の食形態を下げましょう」と特別支援学校の先生から提案されることがあります。「家では大人と同じものを食べているんです!」「軟らかいものをあげたら噛む力が弱くなるんじゃないの?」ではなぜ食形態を下げる必要があるのでしょうか?
肢体不自由の子たちへの食事介助。スプーン選びに迷うことがあります。家では病院で進められたものを使っている。では施設ではどんなスプーンを選べばよいの?全介助の子への食事介助を想定してスプーンを紹介しています。
学齢期の子への食事支援(摂食嚥下)まとめ①。 障害を持つ子どもへの支援の記事をまとめました。前半は、食事介助について(食事介助、久しぶりの食事介助、歯科医の摂食指導、言語聴覚士(ST)と食事です。
歯の基礎知識 小児分野の言語聴覚士(ST)は、摂食嚥下に関わることが多いです。食事介助や調理の加工の方法は知っているけれど、歯のことは全然知らない、というSTはたくさんいると思います。そんなSTのために、もう一度、歯について復習をしましょう。 歯…
食事中にみるべきポイントがあります。子どもの様子をみながら安全に食べられているのか確認するのです。特に口に食物が入る~食べ終えるまでは、おさえておくべきことが多いのです。今回は、食事介助で見るべきポイントを紹介します。
障害を持つ子の食事介助のポイントを知っていますか?食べさせる介助も大切です。それ以上に調理で出されたものを食べる直前に介助者が「加工」することがもっと大切なのです。ここでは手元加工、再加工について説明します。
意外と見落としがちな食事介助の位置。子どものどちら側からやればよいのでしょうか?今回は障害児への食事介助と介助の位置と食具の使い方についてです。
久しぶりに食事介助をすると色々忘れていることもあります。介助者が緊張してしまうと介助される側の子どもも緊張します。そうならないためにも、食事が難しい子への食事介助について復習しましょう。「姿勢」と「食形態」についてです。
うがいは「口の中の衛生面を保つ」「風邪予防」などの効果が期待できるものです。しかし、このうがいは自動的にできるようになるわけではありません。発達にも順序があります。ここでは「うがい」の効果と発達、練習について説明します。
障害児への支援のなかでも意外とややこしいのが食事支援です。何を大切にするべきか分かりにくいからです。食べる機能の発達?マナー?支援目標がブレやすい。今回は「マナー」ばかり問題視すると、食べる機能の発達というような本来の問題点が見えにくくな…
障害児の施設で食事支援を行うとき。みなさんはどんな点に気をつけていますか?たべることの専門家である言語聴覚士(ST)はこんなことを気をつけています。
food care JAPANのゼリー食の素、ゲル化剤「スベラカーゼ」について。言語聴覚士の私も愛用しています。一般的に言われる「とろみ剤」とは少し異なります。こちらは「増粘安定剤」。お粥ってネバつきますよね?スベラカーゼを使えば、そのネバつきが消えます…
「食べづらい」と聞いて何を思い浮かべますか?お餅?こんにゃくゼリー?今回は、特に障害の有無にかかわらず、子どもが食べづらい食材を紹介します。
食事介助がうまくいかない。何を基準に介助を進めていくのがいいの? 介助がうまくいかないと支援者の自信がどんどんなくなっていきます。子どもに合った食物・介助とは何か?ポイントを紹介します。
障害を持った子への食事介助。食事を完食することが目的になっていないでしょうか?カロリー計算されていないものなのであれば疑問が残ります。放課後等デイサービスでの食事支援において、完食は必須なのでしょうか?
摂食指導とは、歯科医師や言語聴覚士(ST)などから食事の指導を受けることです。安全に食べられるものや方法について助言をもらいます。病院では行っているところも多いです。では、放課後等デイサービスなどの小児施設で摂食指導はできるのでしょうか?
子どもでも嚥下訓練を受けられることを知っていますか?障害や疾患を持っている子のなかには「食べること」に苦手さを持っている子がいます。その場合、専門機関で「食べる力」をみてもらうとよいです。苦手さがある子は早くから摂食嚥下訓練・指導を受けて…
ダウン症の「食事に関する問題」について考えたことがありますか?「食事?問題があるのは肢体不自由じゃないの?」「問題のあるダウン症の子なんてみたことがない」本当にそうなんでしょうか?今回はダウン症の食事の問題についてのはなしです。
大人と大人の違い 大人は、これまでの生活を通して学習してきたものの積み重ねが「正しく」食べられる力となっています。しかし、子どもの場合、口腔器官や筋などに奇形があったり(器質的要因)、動きがスムーズでなかったり(機能的、機質的要因)するため…
今回は、混合されやすい「摂食障害」と「摂食嚥下障害」の違いについてです。どちらも「食べること」に関する障害、問題があります。この2つの違いはどのようなものなのでしょうか?
食事介助をしていると、スプーンや箸の使い方が目についてしまいます。食べる機能は無視して、食具の使い方を指導し始めている人もいます・・・。今回は「食べる機能」についてのはなしです。指導の際に、何に気を付ければよいのかまとめました。
障害を持った子の食事介助は、全介助ばかりではありません。特に肢体不自由児以外の子にも多い支援に、「見守り」や「一部介助」があります。ここでは何を気を付けていけばよいのでしょうか。
「ムセ」と「誤嚥」の違いは何でしょうか?食べている最中に、急に咳き込むことがあります。この咳込みが“ムセる”という状態です。この「ムセる」ことは危険だと考えがちですが、一概にそうとは言い切れません。
食事介助とはどのようなものなのでしょうか?ここでは、障害を持つ子への食事支援を行っている・これから行う人のために「食事介助」について説明していきます。
資格を取ってからの方が覚えることが多い? 小児通所施設では、意外と摂食嚥下の相談が多いです。 しかし、STが養成校で習うのは9割方「成人の摂食嚥下」についてです。 国家資格を取ってから、さらにセミナーに参加したり、自分で勉強していかないと何もで…
とろみを付けるのはなぜか? 今回は、液体と固形物、それぞれに使用するとろみ剤の紹介です。 とろみを付けるのはなぜか? とろみについて メリットから とろみ剤を選ぶ とろみの付け方ポイント 粘らないおかゆを作ろう 購入の注意点 とろみについて 水分は…
丸飲みの原因・対応 丸飲みの原因・対応 なぜ丸飲みをしてしまうのか? 丸飲みの原因 どのような対応ができるか? なぜ丸飲みをしてしまうのか? 障害を持った子に多くみられる「丸飲み」。口の中で起きていることなので、直接見ることも出来ず、なかなか支…
なんとなくやってしまいがちな食事介助 放課後等デイサービスの保育は、活動がメインです。そのため、食事に対して「早く終わらせなくちゃ」という意識してしまいがちです。 危険だとは分かっているのに そう感じる人は少ないくないと思います。食事で子ども…
限られたものしか食べられない子がいます。それ以外はすべて拒否。これでは栄養も偏ってしまいます。一般的に子どものわがままと捉えられがちです。しかし、原因を考えていくとそうでないことが分かります。障害があってもなくても起こりうる問題です。今回…